<金口木舌>新年三つの目標

 新しい年が本格的に動き始める。正月気分がまだ抜けていない感はあるが、官公庁や企業の多くはきょうが仕事始めだ

▼毎年の節目の日だが、何か変えようと思わなければただの1日でしかない。この機会を意味あるものにするために、ことしは目標を立てた
▼一つ目は仕事机の上から物をなくすことだ。忙しくなると書類がたまったり新聞が散乱したり、すぐ雑然となる。そこで1日の仕事の終わりにいらない物は捨てる。必要な物は整理して片付ける。これだけで何か仕事の効率が上がりそうな気がする
▼二つ目はやるべきことはすぐやることだ。「いつかできることはすべて、きょうでもできる」。フランスの哲学者モンテーニュの名言は常に頭の片隅にあるが、最近は覚えているうちにやらないと忘れてしまうことが多い。後にしようとメモしたらなくしたり、メモしたこと自体忘れてしまうこともあるからたちが悪い
▼三つ目は平和な日本に生き続けることだ。一人の力ではどうしようもないことではある。だが、今いろいろな人たちが口にする「平和」の意味を深く考え、行動に結び付けることが、できることの一つではないか
▼戦争を二度と繰り返さないためにも、「戦後70年」を単なる通過点に終わらせてはならない。戦争の記憶の継承は、戦争は知らないが沖縄に生まれた若い世代に託されている。