東海岸の拠点施設に 道の駅「ぎのざ」に登録証


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 【宜野座】10月10日に国土交通省の「道の駅」に登録された道の駅「ぎのざ」(宜野座村漢那)に27日、登録証が交付され、當眞淳宜野座村長に登録証が手渡された。あいさつした當眞村長や沖縄総合事務局の尾澤卓思次長らは地域振興の拠点としての今後の発展に期待を示した。

 今回の登録は県内では8件目で、東海岸地域では初めて。當眞村長は「18年に及ぶ待ちに待った登録。やんばるの玄関口として親しまれる施設を目指したい」と抱負を述べた。
 尾澤氏は「これまでの村民の村おこしへの思いから生まれた、ぎのざジャムなどの地域特産物の販売活動が実を結んだのだと思う。東海岸の核となってほしい」と期待を込めた。
 道の駅「ぎのざ」は駐車場が47台整備されている。駅内は宜野座村で取れた海ブドウやオクラ、イチゴなど新鮮な農作物や海産物をはじめ、菓子などの加工品まで幅広くそろっている。タッチパネル式の大画面テレビ型モニターもあり、村内の道路交通や観光情報を知ることができる。

新鮮な地元の農作物などがそろう道の駅「ぎのざ」の施設内
道の駅「ぎのざ」の登録証が尾澤卓思沖縄総合事務局次長(右)から當眞淳村長に手渡された=27日、宜野座村漢那