<南風>「見える活動」に向かって


社会
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 昨年6月に第23代一般社団法人沖縄県PTA連合会会長に就いて、半年が過ぎました。本年度目標として「見えるPTA活動」を発信し、各単位PTAにおいて充実した活動につなげることを打ち出しました。本来の仕事もこなしながら従来の県P連の活動に追われて、目標をなかなか進めることができませんでしたが、今年はじっくりと活動できますので、PTA会員、読者の皆さんに県内・県外のPTA活動の情報を発信したいと思います。

 県PTA連合会の組織は、北は国頭村から南の与那国町まで、6地区(国頭・中頭・那覇・島尻・宮古・八重山)に区分し、各地区で活動しています。役員は各地区から推薦され、会長、副会長(3人・校長会1人)、常務理事の構成になっています。

 県P連の大きな行事は「小中学校童話・お話・意見発表大会」「PTA広報誌コンクール」「PTA研究大会」に加え、本年度から「スマホおきなわルールづくりシンポジウム」を実施しています。日本PTA協議会および九州PTA協議会において開催する行事の案内を各地区にお知らせし取りまとめていますので、日々事務方は忙しく活動しています。

 事務方がしっかり事務処理を行っていますので、各行事をスムーズに実施できています。県P連が運営できる土台に各単位PTAの日頃の活発な活動があることは言うまでもありません。各地区の活動は時々メディアを通して報じられますが、それは県内におけるPTA活動の一部です。各単位PTAがさらに多くの活動をしていますので、本年度目標の「見えるPTA活動」を発信し、各単位PTAの活動の参考になるよう取り組むつもりです。

 「南風」執筆も「見えるPTA活動」を達成する一環と捉えています。多くの方に活動を理解し、支援いただきたいと思います。
(石川謙、県PTA連合会会長)