暴力相当「あった」と報告受けた 田嶋会長、浦和サポ問題で


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 日本サッカー協会の田嶋幸三会長は9日、東京都内で報道陣の取材に応じ、天皇杯全日本選手権4回戦の名古屋―浦和(2日・CSアセット港サッカー場)で浦和サポーターに違反行為があった問題で「ビデオを見て暴力に相当するものがあると(報告が)上がってきている」と述べた。浦和は田口誠社長らが会見した5日時点で暴力行為は未確認としていた。

 今後、協会の規律委員会で対応を決める。田嶋会長は「手を出していないから暴力ではないと言えるのか、集団的に威圧することがどれだけ人を恐怖に陥れるか。安心、安全に見られないような環境はつくってはいけない」と説いた。