台湾副総統、米長官と接触 パラグアイ大統領就任式で


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
 記念写真に納まる台湾の頼清徳副総統(左)と米国のハーランド内務長官=15日、パラグアイ・アスンシオン(中央通信社=共同)

 【サンパウロ、台北共同】来年1月の台湾総統選の与党、民主進歩党(民進党)候補、頼清徳副総統は15日、南米パラグアイの首都アスンシオンで行われたペニャ大統領の就任式の会場で、米国のハーランド内務長官と言葉を交わした。台湾メディアが伝えた。

 中国は、米国と台湾のいかなる公的接触にも反対すると主張しており、反発する可能性がある。

 頼氏とハーランド氏は握手をしながら1分間余り、立ったままで言葉を交わした。その後、ハーランド氏からの誘いで記念撮影した。

 頼氏は米ニューヨークを経由し、南米で唯一台湾と外交関係があるパラグアイに14日到着した。