赤ちゃんゾウ、9月にも公開 札幌・円山動物園


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 アジアゾウのパールと赤ちゃん(奥)=23日、札幌市(札幌市円山動物園提供)

 札幌市の円山動物園は24日、アジアゾウのパール(19歳)が19日に産んだ赤ちゃんを早ければ9月にも一般公開すると発表した。名前は、今後同園が提示する複数の候補から、来園者の投票で決定する。

 同園によると、母子ともに健康状態は良好で、赤ちゃんは体長が約90センチ、体重が約110キロ。性別はまだ判明していない。父親はシーシュ(15歳)。

 生後2日目からパールをまねて丸太を鼻で押したといい、飼育担当の小林真也さん(46)は「1日と言わず半日で成長が見られ、驚くばかり」と笑顔で語った。パールは、赤ちゃんが転びそうになると鼻で支えるなどして世話しているという。