多彩な田芋、味わって 金武町でスタンプラリー 沖縄


多彩な田芋、味わって 金武町でスタンプラリー 沖縄 居酒屋で提供される田芋のフライ(金武町観光協会提供)
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 金武町特産の田芋の消費拡大や多彩な食べ方を知ってもらおうと、金武町観光協会と金武町は3月1~10日、田芋料理を取り扱う店舗のスタンプラリーを実施する。金武町で田芋は「ターマーム」と呼ばれており、企画は「ターマームWeek(ウィーク)」と銘打った、初の試み。県内有数の産地でもある町を挙げて、田芋の街のPRに取り組んでいる。

 スタンプラリーの対象店舗は、スイーツ店やレストラン、居酒屋、バーなど13店舗。パイやチーズケーキなど「定番」の商品のほか、チョコレートやベーグル、「ポテトフライ」など各店舗が趣向を凝らした商品をそろえた。スタンプ一つの金額は店舗で異なるが、スタンプを二つ集めるとホテルペア宿泊券や温泉利用券、町観光協会の「お楽しみプレゼント」などの賞品が当たる。

ターマーム(田芋)スタンプラリーをPRする金武町観光協会の安次富逸子さん=28日、琉球新報北部支社

 町観光協会の安次富逸子さんは「定番のスイーツだけではなく、お酒のあてでも楽しめる田芋の魅力を多くの人に知ってほしい。店舗によって味わいも違うので、金武町を訪れて食べ比べてみてはどうか」と話した。対象店舗は町観光協会ホームページに掲載し、スタンプを押すチラシは町役場や同協会、店舗に設置している。問い合わせは同協会、電話098(989)5674。

 (池田哲平)