4月末に閉店するTSUTAYA読谷店＝読谷村古堅
古堅一樹 CD・DVDレンタルや書籍販売の「TSUTAYA」（ツタヤ）の読谷店（読谷村古堅）が4月30日で閉店することが分かった。店舗内の張り紙や公式X（旧ツイッター）で発表した。
TSUTAYAの公式サイトの店舗検索などで確認したところ、読谷店が閉まる5月以降、沖縄本島内は那覇市の3店舗（小禄店、那覇新都心店、首里店）のみ。沖縄宮古島店、石垣店を合わせても県内は5店舗となり、本島中部の店舗はなくなる見通し。
県内のTSUTAYAは、2020年4月には少なくとも16店舗あった。しかし、23年に6店舗が閉店し、24年に入ってからも泡瀬店（1月19日に休店後、そのまま閉店）、糸満店（3月31日閉店）の閉店が決まっていた。
全国的にTSUTAYAの閉店が相次いでいる。デジタル配信サービス拡充や新型コロナウイルス禍の時期の外出控え、ポイントサービスの多様化なども背景に、売り上げが厳しくなったことが指摘されている。
読谷店は店頭やXの投稿で「皆さまに利用いただけたこと、心から感謝申し上げる」と利用客へ発信している。最終レンタル利用日は4月7日、最終物販販売日は30日。文房具や雑貨、DVDプレーヤーなど全品30％引きの閉店セールも実施している。
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