エンタメ

『整形なし! 「鼻プチ」で、ハーフ顔に変身メイク 』Tommy監修 メイクはSNSに向けた時代へ

 

 目は大きければ大きいほどに可愛いとされ、アイプチやカラコン、まつげエクステが流行り、次に顔が小さければ小さいほどにいいってことでシェーディングやハイライトの入れ方が動画サイトにアップされ、そして時代は鼻に突入? たしかに最近シュッとしてればしているほどに美しいとされているような……書店で本書を見つけ、そんなことに思いを馳せていた。

 シンクロナイズドスイミングの選手が付ける鼻クリップにヒントを得たという美顔器付きの本書。1日15分装着すれば、いずれハーフのようなシュッとした鼻筋になれるとかなれないとか。

 本書には美顔器の特長や(哺乳瓶の先と同じ素材を使っているからお肌に安心!)正しい使い方だけに留まらず、昨今の鼻の流行や(なんでも今は高さよりも鼻先が下を向いていて小鼻の小さい「矢印形」が人気らしい)、美しい鼻を活かしたメイクなどなど、あらゆる角度から「美しい鼻および顔面」を提案している。

 中でも気になるのが、ここ最近のメイクの流行。本書でも紹介されているが、立体感?奥行き感?が半端ないのだ。極端な話、小鼻を茶色く塗って鼻を小さく見せる、みたいな荒技。写真だったらまぁ化粧濃いなくらいのグラデーションも、現実で見たらなかなかの違和感かと思われます。これもSNSの台頭や自撮りブームの影響だとは思うけど、現実で対面したときよりも写真に写ったときの顔立ちに焦点を当てたメイクがスタンダードになるとは……。時の流れについて行けない三十路女なのでした。(主婦の友社 1500円+税)=アリー・マントワネット



(共同通信)