くらし

豪快ゴボウ料理で豊作祈願、福井 江戸時代からの奇祭

 山盛りのゴボウ料理を味わう男衆=17日午後、福井県越前市

 山盛りのゴボウとご飯を食べて豊作や地域の繁栄を祈る奇祭「惣田正月十七日講(ごぼう講)」が17日、福井県越前市国中町で開かれ、集まった羽織はかま姿の男衆35人ほどが酒を酌み交わしながらゴボウ料理を味わった。

 江戸時代から300年以上続く伝統行事。厳しい年貢の取り立てに苦しむ農民が結束を深めるため、集まってゴボウを中心とした料理を食べたのが始まりとされる。各家持ち回りで開催。前日から男だけで約320キロのゴボウを調理。

 神主が祝詞を読み上げた後、高く盛られた5合のご飯とゴボウのみそあえや丸揚げがお膳にのって登場。男衆は酒を片手に、ゴボウを次々と口に運んだ。


(共同通信)