政治

鶴保北方相が国後を対岸から視察 元島民と懇談

 鶴保庸介沖縄北方担当相は17日、北海道羅臼町を訪れ、対岸の北方領土・国後島を展望塔から視察した。4島の元島民とも懇談。海を挟んで接する道東部を活性化するため、観光拠点として期待される施設も訪問した。

 展望塔では、国後島を眺めながら自然や産業について説明を受けた。懇談で千島歯舞諸島居住者連盟の元島民は、旧ソ連に島を追われた当時の様子を語り「怒りしか感じない」と、4島返還への思いを伝えた。

 鶴保氏は標津町の標津サーモン科学館や羅臼町の昆布倉庫なども見学。この後、取材に「地元に根差した産業を盛り上げたい。それが北方領土問題の啓発にもつながる」と述べた。


(共同通信)