国際

「魔女狩りだ」特別検察官任命に反発

コロンビアのサントス大統領との共同会見で、ロシアの米大統領選介入疑惑について否定するトランプ米大統領=ホワイトハウスで2017年5月18日、AP

 【ワシントン岩佐淳士】トランプ米大統領は18日、ホワイトハウスで記者会見した。ロシア政府による米大統領選介入疑惑について改めて否定し、捜査強化のため特別検察官が17日に任命されたことについて「魔女狩りだ。(捜査は)国を分断させる」と反発した。

 特別検察官任命後、トランプ氏が記者会見に臨んだのは初めて。コロンビアのサントス大統領との会談を受けた共同会見だったが、記者からは「ロシア疑惑」を巡る質問が相次いだ。

 トランプ氏は「私自身も私の選挙陣営も(ロシアと)共謀したことはない」と改めて主張した。さらに、過激派組織「イスラム国」(IS)対策など就任後の「実績」を強調し、「国の分断は見たくない。この国を本当によくするための仕事に戻らないといけない」と述べた。

 今月9日に解任された連邦捜査局(FBI)のコミー前長官に対し、捜査を打ち切るように求めていたとの報道に質問が及ぶと「ない。ない。次の質問」といらだちをあらわにした。「司法妨害」の疑いがあると指摘されるコミー氏の解任については「コミー氏は評判が悪かった。ローゼンスタイン司法副長官から(解任を)強く進言された」と正当化した。


(毎日新聞)