社会

黒船祭に子孫「これだけたたえられているとは」

ペリー像の前に立つヒズロットさん(右から2人目)、ニコルスさん(左から2人目)の両夫婦=静岡県下田市三丁目で2017年5月19日午後2時1分、梁川淑広撮影

 静岡県下田市の「第78回黒船祭」が19日に始まり、1854(嘉永7)年の「黒船来航」で知られる米国海軍のペリー提督(1794〜1858年)の子孫が、来航記念碑の献花式に参列した。市観光交流課によると、子孫の参加は12年ぶり2回目。

 下田を訪れたのは、ペリーから6代目の元教師、ルイス・ホーン・ヒズロットさん(75)と7代目の教師、キャロライン・ニコルスさん(48)。ペリーが上陸後に日米和親条約付属協定の下田条約に調印した了仙寺で現在の住職を務める松井大英さん(59)やニコルスさんによると、ニコルスさんの叔父フレデリックさんも2005年に直系子孫19人で同寺を訪れ、黒船祭に参加したという。

 献花式では、ヒズロットさんとニコルスさんもそれぞれ夫婦でペリー像前に献花した。ニコルスさんは「これだけ遺徳をたたえてもらっているとは知らなかった」と話した。

 祭りは21日までで、ヒズロットさんは20日午後0時半から了仙寺で演じられる再現劇「下田条約調印」に、子孫で初めて出演する。【梁川淑広】


(毎日新聞)