新基地阻止へ始動 300人、辺野古で「初興し」


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
新基地建設阻止を誓い、初日の出を背に「かぎやで風」を舞う市民ら=1日午前7時30分ごろ、名護市辺野古

 【名護】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設の準備が進む名護市辺野古の松田ヌ浜には1日、初日の出を見ようと県内外から約300人が訪れた。初日の出を拝んだ稲嶺進市長は「ことしは基地問題にとどめを刺す年にしよう」と意気込みを語った。

 浜では辺野古への新基地建設に反対する有志らによる「初興(はちうく)し」も行われた。市内外から集まった35人の地謡と40人の踊り手が出演し、「かぎやで風」などを披露した。