芸道精進、思い新た 「歌い初め舞い初め華舞台」


この記事を書いた人 志良堂 仁
新年を祝い、華やかな装いで舞う人たち=13日夜、那覇市の県立武道館

 県内外の琉球芸能実演家が一堂に会して新年を祝う「第19回新春を寿(ことほ)ぐ 歌い初め・舞い初め華舞台」(琉球新報社主催、県、沖縄芸能連盟共催)が13日夜、那覇市の県立武道館で開催された。会場いっぱいの参加者が心を一つに「かぎやで風」を踊ったり「揚作田節」を歌ったりし、芸道にまい進する思いを新たにした。

 沖縄芸能連盟の高良和子副会長は「猿という字は『えん』とも読む。いいご縁を祈りながら進んでいきたい」とあいさつした。
 初参加の屋比久夏稀さん(22)=阿波連本流啓扇紅節の会=は「いろんな研究所の踊りが見られ面白い。ことしは(琉球古典芸能コンクールの)最高賞を受験するのでより頑張ろうと思った」と話した。