社会

名護、久米島でみぞれ 39年ぶり、本島は初の「雪」

宜野湾市上原で確認された「みぞれ」とみられる白い粒=24日午後7時39分(読者提供)

 沖縄気象台によると、24日夜、名護市と久米島町で雪と雨が交じった状態の「みぞれ」を確認した。「みぞれ」は観測上、「雪」に分類される。沖縄でみぞれが観測されたのは1977年2月17日、久米島で確認されて以来で39年ぶり。沖縄本島で初観測となる。最低気温は国頭村奥で3・1度、久米島で5・2度などを記録、県内28カ所の観測地点のうち14カ所で最低気温の観測記録を更新した。

25日も強い冬型の気圧配置が続き、25日朝の最低気温は本島北部で6度と予測するなど、各地で最低気温、最高気温とも平年よりかなり低くなる見通し。
 沖縄気象台は久米島町謝名堂で午後9時56分~10時2分、午後10時16分~58分の2回、名護市宮里で午後10時26分から41分の間に無人センサーでみぞれを確認した。
 宜野湾市上原でも24日午後7時40分ごろ、「雪」か「みぞれ」とみられる白いものが舞う様子が確認された。沖縄気象台は「確認していない」としている。
 最低気温は24日午後11時現在、国頭村奥で午後10時49分に同観測地では史上最低となる3・1度を観測した。南城市玉城字糸数で午後8時41分に平年より8度低い4・5度を観測。そのほか、渡嘉敷村で4・8度、宮城島で5・4度、慶良間で5・7度、那覇市安次嶺で6・3度、石垣市伊原間で7・6度、波照間島志多阿原で8・7度など各観測地で史上最低を記録した。各地で本紙記者が「あられ」とみられる氷状の粒が降るのを確認した。目撃情報も数多く本紙に寄せられた。沖縄気象台は気温が低い状態が続くことから「農作物などに被害が出る恐れもあり、管理に十分注意する必要がある」としている。




琉球新報