りゅうぎん紅型展開幕 沖縄県立美術館で7日まで


この記事を書いた人 新里 哲
「第25回りゅうぎん紅型デザインコンテスト」の受賞者ら=2日、那覇市の県立博物館・美術館県民ギャラリー

 「第25回りゅうぎん紅型デザイン展」(琉球銀行主催、琉球新報社共催、日本トランスオーシャン航空協賛)が2日、那覇市の県立博物館・美術館県民ギャラリーで始まった。「第25回りゅうぎん紅型デザインコンテスト」の一般枠で大賞を受賞した有山誠さんの「かくれんぼ」を含む9受賞作のほか、全応募作46点と歴代受賞作を展示している。入場無料。7日まで。

 同日午前、オープニングセレモニーが開かれ、入賞者9人が表彰された。有山さんは「海に潜り写真を撮っている。(身を守るため)色や形を周りに合わせて変える魚たちの様子を表現した」と喜びを口にした。

 20歳以下の学生が対象の「未来枠」で優秀賞を受賞した湧川朝晃さん=首里高3年=は「トントンミーが懸命に生きる姿を表現した。伝統工芸の発展に寄与したい」と抱負を語った。