月光の舞台657人が完走 伊平屋ムーンライトマラソン


この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二
東の空から月光が照らす中、快走する参加者と応援する住民たち=15日午後6時32分ごろ、伊平屋村の野甫大橋前(具志堅千恵子撮影)

 【伊平屋】「星の声援、月の伴走」をテーマに、第22回伊平屋ムーンライトマラソンが15日、伊平屋村の友愛と健康の広場を発着点に開催された。ことしはフルとハーフに計736人が出走し、657人が完走した。完走率は89・3%。フルマラソン男子は、伊平屋村出身の上原英恵(ひでよし)さん(33)=西原町=が3時間4分33秒で栄冠に輝いた。同女子は前田晴香さん(29)=浦添市=が4時間2分55秒で初優勝した。

 この日は時折雨も降ったものの、おおむね晴れとなった。参加者は沿道の声援に背中を押されながらコースを巡った。日が暮れて満月が雲間から見えると、参加者は笑顔で月夜を楽しんだ。月光を浴び、波の音を聞きながらゴールを目指した。

 同大会はフルマラソンに159人が出走し、128人が完走。ハーフマラソンは577人が参加し、529人が完走した。