おきなわマラソン完走率80% 1万3163人が力走 フレイザー男子V、女子は鈴木


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完走を目指してスタートを切るランナーたち=19日午前、沖縄市(新里圭蔵撮影)

 第25回おきなわマラソン(主催・中部広域市町村圏事務組合、琉球新報社、沖縄テレビ放送、沖縄陸上競技協会、県総合運動公園指定管理者トラステック・ミズノ共同企業体、共催・県高校体育連盟)は19日、沖縄県沖縄市の県総合運動公園を発着点に開催された。 

 大会には1万5378人がエントリー。フルマラソン部門に1万353人、25回目の節目を記念して初めて行ったハーフマラソン部門に413人、10キロ部門に2397人の計1万3163人が出場した。フルマラソンは制限時間の6時間15分内に8303人がゴールし、完走率は80・2%。ハーフマラソンの完走者は295人で完走率71・4%、10キロの完走者は2117人で完走率は88・3%。

 マラソン男子は、アイルランド出身のトーマス・フレイザー(35)=うるま市=が2時間27分9秒で、女子は鈴木絵里(32)=秋田県=が2時間47分40秒で優勝した。10キロロードレースは高校男子を31分22秒で制した島袋太佑(北山高2年)=石垣市=と、37分46秒で同女子の頂点に立った浅井さくら(那覇西高2年)=南風原町=が、いずれも全体でも1位に輝いた。

 特別協賛はオリオンビール、ボートレース振興会、沖縄銀行、イオンモール沖縄ライカム、沖縄コカ・コーラボトリングの各社。