30周年の節目関係者に感謝 ダイキン前夜祭に650人


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大会での健闘を誓う(前列左から)金城沙希、佐渡山理莉、新垣比菜、比嘉里緒菜、星川ひなの(後列左から)大城さつき、比嘉真美子、宮里美香、諸見里しのぶ、宮里藍、上原彩子、上原美希、山里愛、川満陽香理=28日夜、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー

 第30回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントの前夜祭が28日、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで開かれた。大会に出場するプロ選手のほか、県内外の経済関係者ら過去最多の約650人が参加して交流を深めた。ダイキン工業取締役会長の井上礼之大会長は30周年の節目となることに触れ、県民の声援や関係者の熱意、支援に感謝した。

 6年ぶりに出場する宮里藍ら県勢選手も参加。宮里に憧れ、今回初出場を決めたアマチュアの比嘉里緒菜は「練習ですれ違い、緊張が高まった」と顔を赤らめる。「プロとしてのプレーを勉強しつつ、自分のプレーに集中する」と予選通過に向けて意気込んだ。

 大会の誕生に携わった琉球放送代表取締役最高顧問の小禄邦男大会副会長に対し、井上氏は「沖縄を盛り上げようと尽力してくれたおかげだ」と感謝した。小禄氏にはウシオ電機代表取締役会長の牛尾治朗氏から感謝状と記念品が贈られ、“サプライズ”で同様に井上氏にも贈られた。

 昨季に優秀な成績を残した選手への表彰も行われ、2年連続で賞金女王のイ・ボミ(韓国)らに記念品が手渡された。