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母ヤギ奮闘 奇跡の6つ子

3日に誕生した6つ子の子ヤギと母ヤギ=4日午前、南城市玉城字奧武

 【南城】南城市玉城字奧武にある新垣栄一さん(66)の粗大ごみ解体場で飼育しているヤギが3日、6つ子を出産した。沖縄山羊(やぎ)文化振興会会長で獣医師の平川宗隆さん(63)によると、ヤギが一度に出産するのは多くても4匹程度。

平川さんは「ホルモン剤などを使わず、自然分娩(ぶんべん)で6つ子というのは聞いたことがない。奇跡的だ」と驚いている。
 子ヤギは雄が4匹、雌が2匹。残念ながら1匹が4日夕方、死んでしまった。残る5匹は母乳を飲んで元気に過ごしている。新垣さんによると母ヤギはこれまで、一度の出産で2、3匹産んでいた。20年ほど前、新垣さんの父親の故・栄幸さんのヤギが5つ子を出産したことがある。「こんなこともあるんだね」と不思議がっていた。
(与那覇裕子)