経済

宮脇書店、とまりん本店開業

「宮脇書店とまりん本店」の開店後、多くの客が詰め掛け、品ぞろえ豊富な本を手にした=21日、那覇市前島

 国内で約350店を構える宮脇書店(香川県高松市)は21日午前、那覇市前島の複合施設「とまりん」に県内15店目となる「とまりん本店」を開店した。同書店としては県内店舗最大の面積約2100平方メートルに80万冊をそろえる。開店と同時に多くの客が訪れていた。

 24日にはジュンク堂書店(兵庫)が旧ダイエー那覇店があったビル=那覇市牧志=に、在庫130万冊の新店舗をオープンする。既存店を含め、那覇近郊の書店の競争が激化するのは必至だ。
 県内本店と位置付ける店舗は2001年以来の再出店で、とまりんの2、3階に構えた。沖縄の生活スタイルを意識し、営業時間は午前10時から午前零時までとし、買い取り額にかかわらず無料駐車券を発行してサービスを充実させる。
 店舗3階には実用書、雑誌、文庫に加え、とまりん専門書センターを開設。経済、法律や外国語、公務員試験など専門書を幅広い分野でそろえた。子どもの本の部屋は棚を低くし、児童や幼児向けの本を親子で選びやすいように配慮。子どもが遊べるコーナーも設けた。
 2階には「沖縄郷土図書センター」も設けた。
 開店セレモニーで宮脇範次社長は「沖縄の心臓部の那覇市に大型店舗を開店でき、喜びに堪えない。とまりんが再びにぎわいを取り戻し、那覇市、県の中心的施設となるよう力を尽くしたい」とあいさつ。
 翁長雄志那覇市長は「とまりん再生の力強い支援だ。書店は知への欲求を満たす文化の拠点だ。にぎわいの核になってほしい」と述べた。