社会

4年かけ世界一周 Fang号、宜野湾に帰港

ヨットで世界一周を成し遂げた「Fang号」の木村毅生船長(左から4人目)とクルーら=9日、宜野湾市の宜野湾マリーナ

 2008年6月4日に世界一周を目指し、釧路港を出発したヨット「Fang号」が9日、船長の木村毅生(たけお)さん(65)=神奈川県鎌倉市=ら4人を乗せて、4年ぶりに宜野湾市の宜野湾マリーナへ帰港した。

Fang号は釧路からの出発前に5カ月間、宜野湾マリーナで航海への準備をした。
 Fang号は釧路港を出発してアラスカ、南米、グリーンランドなど世界中を航海してきた。途中、アイスランドの火山噴火や冬の嵐のために、半年間の停泊もあったという。
 世界一周を思い立ったのは「35年前にヨットで行った太平洋横断の新婚旅行」と話す木村さん。「本当は太平洋を一周する予定だったが、イースター島でヨットに不具合が出てしまい、断念した。今回はその再挑戦の意味もあった」と笑顔を見せた。
 木村さんは出迎えた人たちに「自分はお客さんのように、行きたい所に連れていってもらっただけだ。みんなの助けでここまで来ることができた」と感謝を伝えた。
 木村さんは今後もヨットで航海する考えで「今度は近場の中国やフィリピンに行ってみたい」と目を輝かせた。

英文へ→Kimura completes four-year circumnavigation of the world