光に被災地思う 那覇・パレット前


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被災地の復興を願うキャンドルに見入る親子連れ=10日、那覇市のパレットくもじ前広場

 東日本大震災発生から2年になるのを前に10日、那覇市のパレットくもじ前広場にキャンドル約千本で「希望 3・11」の文字が形づくられ、火がともされた。復興への願いを込め、NPO法人万国津梁の会(松川直樹会長)が昨年に続いて企画した。

買い物客らがキャンドルの光を見詰め、被災地に思いをはせた。
 松川会長は「沖縄から復興のために何ができるかを考えてもらいたい」と話した。ボランティアとして準備作業に取り組んだ新里咲也加さん(19)=那覇市=は「被災地が元気になってほしい」と願った。