めんそーれ日米野球 ゆいレールラッピング車両運行


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日米親善野球を歓迎する沖縄都市モノレールの専用車両。右奥は試合が行われる沖縄セルラースタジアム那覇=6日、那覇市小禄

 沖縄都市モノレール(ゆいレール、仲吉良次社長)は6日午前、野球の日本代表と米大リーグによる11月20日の親善試合をPRする専用車両「ボールパーク・なは!」号の運行を始めた。試合当日まで1日平均8往復する。

車体には大会カラーの赤と紺をあしらい、ロゴマークと歓迎の「めんそーれ」の言葉も記した。
 ゆいレールで6台目のラッピング車両。車内には日米の主力選手の経歴や過去の日米野球のエピソード、野球の豆知識などを紹介している。専用車両は那覇市の一括交付金による事業で、市はこのほか那覇空港での歓迎フラッグや国際通りでの歓迎バナー、路線バス内の歓迎ステッカーなどでムードを演出する。
 6日午前、那覇空港駅で出発式があり、試合開催について久高将光副市長は「子どもたちに夢と希望と感動を与える。プロ野球のキャンプ地として定着している沖縄の新たな魅力を発信し、観光誘客につながる」とあいさつした。
 ゆいレールの仲吉社長は出発式で「『ボールパーク・なは!』号の運行で日米野球への機運がさらに高まり、国際親善の一助になることを喜んでいる。侍ジャパンの活躍に期待している」と述べた。