空手の日1000人記念演武 “発祥の地”を世界発信


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「空手の日記念演武祭」で大勢の観客が見守る中、世代を超えて形を披露する参加者ら=26日、那覇市牧志の国際通り(仲本文子撮影)

 25日の「空手の日」にちなんで、那覇市牧志のてんぶす那覇前広場で26日、「空手の日記念演武祭」(主催・県、県議会、沖縄伝統空手道振興会)が開かれた。沖縄伝統空手道振興会の傘下にある県空手道連合会、県空手道連盟、全沖縄空手道連盟、沖縄空手・古武道連盟の4団体から約千人が集まった。

 第1部は各流派の代表者が舞台で演武を披露。来場者は気迫のこもった動きに息をのんで見入っていた。
 引き続き行われた第2部は、歩行者天国となった国際通りで四つのエリアに分かれ、未就学児からシニアまで世代を超えた空手の演武が繰り広げられた。
 沖縄伝統空手道振興会の喜友名朝孝理事長は「沖縄が空手の発祥地であることを世界にアピールする機会とし、将来的にはユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産登録を目指したい」と述べた。
英文へ→1,000 martial artists demonstrate their karate routines