物販に三つのテーマ リウボウ商事、ハピナハ概要発表


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三越跡の商業施設HAPINAHA(ハピナハ)の概要発表記者会見=12日、那覇市牧志

 リウボウ商事(糸数剛一社長)は12日、那覇市の沖縄三越跡に3月12日に開業する商業施設「HAPINAHA(ハピナハ)」で同施設の概要について記者会見した。ハピナハは1階と2階を物販飲食フロア、3階が吉本興業13番目となる「よしもと沖縄花月」の常設劇場、4~6階が「沖縄おもろおばけ屋敷」で構成する。

 会見で糸数社長は「三越跡は国際通りのへそに位置している。三越閉店で明かりを消すのではなく、国内外の観光客はもとより、県民もワクワクできるような楽しめる施設にした」と意気込んだ。
 物販フロアは(1)お菓子(2)沖縄の食文化(3)アニメコスメの三つのテーマの複合施設と、「ポケモンストア」「サントリー ザ・プレミアムモルツ オーシャングリル」で構成する。
 (1)のお菓子は、森永製菓の人気商品「ハイチュウ」の手作り体験ができるアンテナショップなど。(2)の沖縄の食文化は、五つの原酒から好みの味にブレンドし味や香りを楽しむ忠孝酒造の「忠孝マイブレンドショップ」、ぺンギン食堂など。(3)のアニメコスメは、「セーラームーン」や「ベルサイユのばら」の人気キャラクターを使用した化粧品の販売やメークアップサービスを提供する「アニメコスメゾーン」など、アニメと文房具、雑貨を中心とした売り場を展開する。
 3階のよしもと沖縄花月は、沖縄よしもとの芸人のほか東京や大阪の人気芸人が年中無休で出演する。4~6階の「沖縄おもろおばけ屋敷」は百貨店を舞台に設定。沖縄の妖怪「マジムン」と対決し、百貨店を救う体験型お化け屋敷とした。キャストは全員お笑い芸人が務める。