うるま市でイワサキクサゼミ 個人の庭で撮影成功


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
ツバキの葉に止まる国内最小のセミ、イワサキクサゼミ=6日午前、うるま市兼箇段(渡口勉さん提供)

 日本一小さなセミ、イワサキクサゼミが、うるま市兼箇段の渡口勉さん(62)宅の庭で見つかった。

イワサキクサゼミは体長1・5~2センチ程度で、宮古島、八重山と南城市の一部に生息しているが、うるま市で見つかるのは珍しい。渡口さんがイワサキクサゼミを見つけたのは6日午前。庭の水やりをしているときに聞き慣れない鳴き声に気付いて周囲を確認してみたところ、ツバキの葉に止まっているのを見つけて撮影した。
 渡口さんは「存在は知っていたが、実際に見たのは初めて。小さくてビックリした」と珍客の来訪に驚いていた。