沖縄地方が梅雨明け 平年より12日早く


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青空の下、プールで遊ぶ児童ら=11日午後2時すぎ、嘉手納小学校

 沖縄気象台は11日午前11時、沖縄地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年は23日ごろで12日早く、昨年より15日早い。昨年の梅雨明けは26日で、ことしは「かなり早い方」としている。ことしの沖縄地方の梅雨入りは5月20日で、平年より11日遅く、梅雨の期間は平年より23日短い22日間だった。1951年以降の観測史上3番目の短さだった。

 気象台によると期間中はまとまった雨が降り、観測地点8カ所中5カ所で降水量が平年値を上回った。太平洋高気圧に覆われ晴れた沖縄地方は11日、気温が多良間空港で32.7度を記録するなど25の観測地点で真夏日となった。17の観測地点ではことし最高気温を記録した。