社会

“美らマッチョ筋トレ法” 体重で負荷、筋肉刺激

健康運動指導士の指導を受けながら、美らマッチョ筋トレ法を行う受講生たち=11日、浦添市のヘルスアップステーションうらそえ

 健康的にやせるためにはウオーキングなどの有酸素運動が欠かせないが、歩くための筋力が十分に備わっていないと逆に体を痛めてしまうこともある。日本健康運動指導士会県支部が考案した「美らマッチョ筋トレ法」は、太もも、胸、背中、おなかと部位別の筋肉を刺激して基礎代謝を上げる、簡単で効果的な筋力トレーニングだ。リーフレットには、正しい方法や負荷を軽くするこつが紹介されている。

 器具を使わずに自分の体重を利用して鍛えることができる。1日10分でできる手軽さがポイントだ。健康運動指導士の金城祥子さんは「体重を減らすには早く歩くことが重要で、ただ歩けばいいのではない。筋トレをしっかりすれば足腰の筋力が付き、歩く速さも変わってくる。筋トレの後にウオーキングを続けて行えば、脂肪燃焼の効果もアップする」と説明する。
 「ハブグッドモーニング」や「マンタプッシュアップ」など筋トレのネーミングもユニーク。県支部によると、リーフレットを多くの人に手に取ってもらうため、クランチ、スクワットなどの専門用語に、沖縄になじみのある動物名を付け加え、キャッチーな名称にしたのだという。
 厚生労働大臣認定健康増進施設「ヘルスアップステーションうらそえ」では、シニア層向けに行う健康教室で美らマッチョ筋トレ法を取り入れている。11日、受講生はマシンを使った筋トレや有酸素運動を一通りこなした後「マングースクワット」に取り掛かった。
 大きな筋肉が集まる太ももをしっかり鍛えるため、膝の角度を90度にして椅子に座った状態から、ゆっくりとした動作で5秒かけて立ち上がり、再び5秒かけて座る動作を繰り返す。
 美らマッチョへの近道は(1)「運動なんぎ―」の意識改革(2)根気強くおうちで筋トレの二つ―だという。そして、一番大切なことは「美らマッチョは一日にして成らず」。即効性を期待せず、運動を継続しよう。
文・新垣梨沙
写真・金城実倫

◆メモ
 「美らマッチョ筋トレ法」は、運動強度があり、即効性が高いというマングースクワットと、壁に両手を付いて腕立て伏せをする「マンタプッシュアップ」、背中の筋肉を刺激する「ハブグッドモーニング」、四つんばいになって腹筋を鍛える「シーサークランチ」の4パターン。それぞれ10~15回を1セットとし、1、2セット繰り返すことで基礎代謝がアップするという。日本健康運動指導士会県支部が、県健康長寿課と共同でリーフレットを作成した。
 リーフレットに関する問い合わせは、県健康長寿課(電話)098(866)2209。