加藤登紀子さん「悲劇からの力強い復興の象徴の首里城、一日も早い復興を」


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加藤登紀子さん

 「百万本のバラ」「西武門哀歌」などの代表曲があり、2012年から毎年、年末に沖縄でコンサートを開いている歌手の加藤登紀子さんが1日、首里城の火災を受けて琉球新報社にメッセージを寄せた。

 「首里城の焼失、とってもショックです。首里城再建のために尽力された方々の、筆舌に尽くせない志に、あらためて思いをはせます。日本の歴史の中で最も悲しい、戦争での艱難(かんなん)辛苦。その悲劇からの力強い復興の象徴のように、美しく、いつもライトアップされた首里城が、どれほど誇らしい宝物であったか。沖縄の皆さんのコメントから、伝わってきます」とつづった。

 再建に向けて「復元のための、貴重な資料が、今なら完璧に残っているそうで、一日も早い復興を心から願っています。私も精いっぱいの応援をしたいと思っています」と言葉を寄せた。