首里城火災:那覇市へ寄付2億突破 全国、海外からも再建支援 19時間で1億円積む クラウドファンディング 


この記事を書いた人 問山栄恵
那覇市がふるさと納税を活用し首里城再建への寄付金を募るクラウドファンディングのウェブサイト「ふるさとチョイス」。4日午後1時13分ごろ、2億円を超えた

 那覇市がふるさと納税を活用したクラウドファンディングのウェブサイト「ふるさとチョイス」を通じて受け付けている首里城火災への寄付金が4日午後1時13分ごろ、2億円を超えた。前日3日午後6時ごろに目標額の1億円に達しており、約19時間で2倍に増えた。増加のペースは加速、寄付額はさらに増え続けており、支援の輪が広がっている。

 ふるさとチョイスを運営するトラストバンクの担当者は「かなり早いペース。5分ほどで100万円単位で増えているので驚いている」と語る。寄付金額だけでなく、寄付した人も約1万4千人と多く、全国、海外からの寄付者もいるという。

 クラウドファンディングは首里城焼失の翌1日午後2時半に始まっており、3日目の3日午後6時までに目標額に達した。そこから19時間でさらに1億円上積みされており、市民の関心の高さがうかがえる。

 寄付は4日午後1時13分現在、1万4082人、2億13万7867円に達している。募集期間は来年3月31日まで。【琉球新報電子版】

プロジェクトURLは次の通り。

https://www.furusato-tax.jp/gcf/717