高校野球21世紀枠の候補9校に本部高校 高野連が発表


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県高校野球秋季大会 本部ー普天間 6回1死一、三塁、スクイズで本塁にヘッドスライディングし、決勝の1点をもぎ取る本部の3走・島袋琉生(右)=9月24日、沖縄市のコザしんきんスタジアム(ジャン松元撮影)

 日本高校野球連盟は13日午後、来春の第92回選抜大会の21世紀枠候補校となる全国9地区の学校を発表し、県高野連が推薦した本部が九州地区で推薦された。21世紀枠は最終的に来年1月24日に3校に絞られ、県勢で選出されれば2001年の第73回大会に出場した宜野座以来、19年ぶりとなる。

 九州地区で推薦を受けたのは2016年の第88回大会の八重山以来。本部は部員17人と少人数だが、強力打線を武器に8月の新人中央大会で39年ぶりに準決勝に進出。9月の県秋季大会でも準々決勝まで勝ち上がった。

 「21世紀枠」は厳しい練習環境の克服など戦力以外の特色を加味して選出され、2001年の第73回大会から新設。同年、宜野座が安積(福島)とともに「初代」として選ばれ、4強入りする快進撃で鮮烈な印象を残した。【琉球新報電子版】