豪の森林火災で被災した動物を支援 名護・ネオパークが募金活動


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【名護】名護自然動植物公園「ネオパークオキナワ」は豪州の大規模火災で被害を受けた動物たちを支援しようと、チャリティー活動に取り組んでいる。クロカンガルーの給餌体験の収益などを寄付するほか、園内で募金も集めている。

 給餌体験は「オセアニアの花と鳥ゾーン」で実施するチャリティーポイントガイドで実施する。2月いっぱい土・日・祝日の午後1時、2時、3時の1日3回実施する。給餌体験は各回20人まで。餌代200円を豪州への支援金にする。また、25日から園受付と国際種保存研究センターに豪原産の鳥類「エミュー」の卵の殻を利用した募金箱を設置している。

 集めたお金は日本動物園水族館協会(JAZA)を通して寄付する。ネオパークオキナワの豊重隼人さんは「豪州の火災で人間だけでなく動物も被害を受けている。私たちも共存できるよう支援していきたい」と協力を呼び掛けた。

 問い合わせは(電話)0980(52)6348。