FA18部品落下、玉城知事ら確認急ぐ 「まだ連絡ない」


この記事を書いた人 問山栄恵

  12日に米軍嘉手納基地を離着陸した米海軍のFA18戦闘攻撃機から給油口のパネルがなくなっていた件について、沖縄県の玉城デニー知事は13日午前、記者団に「昨日の段階で事実かどうか確認するよう(担当課に)指示している。これから確認する」と述べた。富川盛武副知事はまだ確定した情報はないとした上で「落下だったら遺憾千万だ」と語った。

  謝花喜一郎副知事は「まだ何も連絡がない。ちゃんと確認する」と述べるにとどめた。

  FA18は12日午後3時半ごろに嘉手納基地を離陸し、約1時間後に着陸した。離陸時に付いていた、給油口を覆うパネルが着陸時にはなくなっていた。専門家は落下事故の可能性を指摘している。米海軍の原子力空母ロナルド・レーガンの艦載機で、山口県の岩国基地に配備されている。【琉球新報電子版】