沖縄で新たに12人コロナ感染 初の2桁 県関係35人に 知事「感染拡大警戒地域へ移行か」  


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 沖縄県は7日、新たに12人の新型コロナウイルス感染症の陽性者を確認したと明らかにした。うち1人は再検査する。1日の確認で最多で初の2桁。沖縄関係の感染者は35人になった。

 玉城デニー知事は「ここ3日間で感染者が5人、6人、12人と著しく増加している。県は『感染確認地域』から『感染拡大警戒地域』に移行している可能性がある」と強い危機感を示した。県は7日に国が緊急事態宣言を発表することを踏まえ、8日に県としての方針を発表する。

 陽性者12人の内訳は20代女性1人、30代男性1人、40代男性1人、女性3人、50代男性2人、女性2人、70代男性1人、80代女性1人。うち1人は再検査を実施する。県が午後1時から開催した新型コロナウイルス感染症対策本部で発表した。【琉球新報電子版】