オール沖縄「辺野古設計変更取り下げを」防衛局に抗議


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 「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」と県選出の野党国会議員でつくる「うりずんの会」のメンバーは21日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡り、沖縄防衛局が軟弱地盤の改良工事を盛り込む設計変更を県に申請したことを受け、設計変更を取り下げるよう要求し防衛局に抗議した。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、国や県が緊急事態宣言を出している中での設計変更提出に「現在は全国的な非常事態である。県へ提出した姿勢は到底容認できない」と糾弾した。

 防衛局の梅谷晋平調達計画課長補佐は「十分に検討された内容になったと認識している」と述べた。