普天間オスプレイ深夜96デシベル 「騒々しい工場」レベル 時間外飛行


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米軍普天間飛行場で離着陸訓練をするMV22オスプレイ(資料写真)

 【宜野湾】米軍普天間飛行場で28日、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが航空機騒音規制措置(騒音防止協定)の時間外である午後10時すぎに飛行した。機体が滑走路南側から着陸した際、沖縄県と宜野湾市の騒音測定で28日午後10時53分に上大謝名公民館で最大96・3デシベルの騒音が記録された。市の基地被害110番には「非常にうるさい」などの苦情が相次いだ。

 90デシベルは「騒々しい工場内」の騒音とされる。市には28日、7件の苦情があった。うち2件は早朝に基地内から流れる国歌に関しての苦情で、残り5件は午後10時45分から午後11時2分までに寄せられた。「この(夜間の)時間も騒音が続いている」などの内容だった。