米軍機の普天間離着陸 4月は1847回 前月比18%多く、外来機は255回


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 【宜野湾】沖縄防衛局の目視調査によると、宜野湾市の米軍普天間飛行場で航空機が4月に離着陸するなどした回数は3月の1563回に比べ18・2%多い1847回だった。うち常駐機は3月の1226回から29・9%多い1592回に増え、外来機は337回から24・3%少ない255回となった。常駐機による訓練の激しさが増している。

 航空機騒音規制措置(騒音防止協定)に基づく午後10時から翌日午前6時までの規制時間中の飛行は、3月の11回から17回に増加した。4月の離着陸のうち、常駐機はAH1Z攻撃ヘリコプターが549回で最も多かった。垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが340回、UH1Y多用途ヘリコプターが328回で続いた。

 昨年4月と比べると、離着陸回数は1646回から12・2%多くなっている。常駐機は1479回から7・6%、外来機は167回から52・7%増加している。