糸満市長選あす投開票 事実上の一騎打ち


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 【糸満】任期満了に伴う糸満市長選は7日、投開票される。現職の上原昭氏(70)=無所属、自民、公明推薦、新人の當銘真栄氏(54)=無所属、同じく新人で会社員の仲間堅二氏(60)=無所属=の3氏が立候補し、激しい選挙戦を繰り広げている。選挙戦は、自公の推薦を受けている上原氏と、前市長や元市長らから支援を受けている當銘氏との事実上の一騎打ちとなっている。同日は市議補選と県議選も併せたトリプル選挙となる。

 「三日攻防」中日の5日、3氏は市内各地で政策を訴えて回り、支持拡大に奔走した。市役所では連日千人を超える期日前投票が続いており、関心の高まりがうかがえる。5月30日から県議選の期日前投票が始まり、市長選・市議補選も加わった1日以降の期日前投票者数は4日現在で6138人(投票率12・74%)となっていて、5日終了時には前回市長選の期日前投票者数(6905人)を上回りそうな勢いだ。

 期日前投票は6日午前8時半~午後8時まで市役所1階で受け付ける。7日の投票は午前7時~午後8時まで、市内12カ所の投票所で受け付ける。

 選挙戦最終日の6日、上原氏は午後5時から兼城十字路で、當銘氏は午後4時半から阿波根交差点で、仲間氏は午後6時から喜屋武郵便局前の広場でそれぞれ打ち上げ式を開く。