警備要員12人を搬送中 辺野古工事現場の沖合で座礁船、微量の油を確認


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 14日午後5時30分ごろ、沖縄県名護市の汀間漁港から南東約1・5キロの海上で、作業船「ARCH」(11トン、乗員14人)が座礁した。中城海上保安部によると、作業船は米軍キャンプ・シュワブの警備要員12人を搬送中に座礁した。けが人などはいない。

 15日午前7時現在で微量の燃料とみられる油が浮いているのが確認されているが、防除作業で拡散し消滅したという。作業船には約600リットルの軽油が搭載されているとみられ、周囲をオイルフェンスで囲んでいる。中城海上保安部が座礁した原因などを調べている。

 下4枚の写真は座礁してほぼ海に沈んだ状態のボート=15日午後1時20分ごろ、名護市大浦湾沖合(小型無人機で撮影) 【琉球新報電子版】