新基地土砂の運搬船に市民が抗議 名護市安和の沖合


この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に反対する市民らは17日、同市辺野古や安和、本部町の本部港塩川地区で抗議活動を続けた。

 市民らは同市安和の琉球セメント桟橋近くの海岸からゴムボート1隻とカヌー9艇に乗り、土砂を運び出す運搬船に海上で抗議した。市民によると、午前10時15分から45分ごろまでの間、船のスピーカーから数分おきに船から離れるよう警告があった。

 その音量は最大106・9デシベルあったという。100デシベルを超えたのは107・8デシベルを計測した3月5日以来という。同市辺野古のキャンプ・シュワブでは、トラックや生コン車など計262台が資材を基地内に運び込んだ。