安和桟橋からの土砂搬入続く 市民40人が抗議 辺野古新基地建設工事


この記事を書いた人 Avatar photo 田吹 遥子
新基地建設に抗議する市民ら=1日午前10時半、名護市安和の琉球セメント桟橋前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は1日も作業を進めた。同市安和の琉球セメント桟橋前では大型工事車両が次々と土砂を搬入し、基地建設に反対する市民ら約40人が「辺野古の海を守ろう」「自然を壊さないで」などと訴えた。

 土砂運搬船は午前中、沖合に待機していたが、午後は桟橋に着岸し、土砂を積む作業を始めた。本部町の本部港塩川地区では土砂運搬船などは接岸せず、作業は確認できなかった。
 同市辺野古の米軍キャンプ・シュワブには146台の工事車両が資材などを搬入した。ゲート前では雨が降りしきる中、基地建設に反対する市民ら約40人が抗議した。