沖縄県は10日、在沖海兵隊から連絡があり、沖縄県金武町、宜野座村、恩納村、名護市にまたがる米軍キャンプ・ハンセンで、新たに複数の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。同基地では、9日も複数人の感染が公表されているが、詳しい人数は公表されていない。
米軍から県に対し、「国防総省のガイダンスによると、国を離れる前に14日の外出規制措置に置かれ、日本に来てからも14日間の移動制限措置に置かれる」などと説明があった。金城賢知事公室長が県議会で報告し、米軍に対してより詳細な情報を求めていく考えを示した。米軍を巡っては、普天間飛行場でも軍属6人の感染が確認されている。【琉球新報電子版】