急患輸送の八重山ヘリポート 11月から運用開始


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 県議会6月定例会一般質問2日目が10日行われ、米軍基地問題や新型コロナウイルス感染症対策、経済振興などを巡り質疑が交わされた。八重山圏域の急患輸送体制整備として設置する県立八重山病院南側への暫定ヘリポートについて金城賢知事公室長は「7月8日に工事契約を行った。11月上旬ごろの供用開始を目指して取り組んでいる」と具体的な日程を初めて明らかにした。夜間の運用についても石垣市など関係機関に説明し、可搬型の照明の整備で対応する方針を示した。大浜一郎氏(沖縄・自民)への答弁。

 宜野湾市の米軍普天間飛行場の「一日も早い危険性除去」の達成時期について玉城デニー知事は「政府が対話の姿勢を示してくれれば、私たちは現実的な議論を踏まえて一日でも早くスタートラインに立つ。一日も早い解決は、一日も早い対話の場所をつくることと認識してほしい」と強調した。又吉清義氏(沖縄・自民)への答弁。

 その他、仲村家治氏、仲田弘毅氏、島尻忠明氏、座波一氏、仲里全孝氏、新垣淑豊氏の沖縄・自民の6県議が質問した。