米軍嘉手納基地、全入国者にPCR検査を開始 今月14日から


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米軍嘉手納基地

 米空軍嘉手納基地の第18航空団は14日から、海外から着いた全員に新型コロナウイルスのPCR検査を課している。同航空団が21日、本紙の取材に答えた。

 米軍関係者には沖縄に到着後14日間の隔離措置が義務付けられているが、嘉手納基地ではその12日目以降に検査も受けることになった。陰性を確認してから隔離措置を解除する。

 第18航空団は2週間ごとに部隊の1%、医療従事者の10%を無作為に抽出する検査も実施している。これらの措置は嘉手納基地独自の措置で、クラスター(感染者集団)が発生している海兵隊などには適用されない。

 日米両政府は、日本に入る全ての米軍関係者を対象にしたPCR検査を実施する方向で調整している。【琉球新報電子版】