これから寝る時間なのに…市民「眠れない」 オスプレイ飛行協定時間超え 普天間飛行場


この記事を書いた人 Avatar photo 田吹 遥子
午後10時を超えて住宅街を飛行するMV22オスプレイ=21日午後10時48分、浦添市

 【宜野湾】米軍普天間飛行場で21日、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ4機が航空機騒音規制措置(騒音防止協定)の時間外の午後10時を超えて夜間飛行した。県と宜野湾市の騒音測定によると、午後10時47分に上大謝名公民館で同日最大96・4デシベルの騒音が発生。市民から市に苦情が寄せられた。22日も午後10時を超えて夜間飛行した。

 機体は南側から着陸した。上大謝名公民館では午後10時44分に95・6デシベルの騒音が発生した。90デシベルは「騒々しい工場内」の音とされる。市の基地被害110番には午後10時46分、大謝名に住む市民から「これから寝る時間で、オスプレイが飛んで目が覚めて眠れない」との苦情があった。