新型コロナ病床53.4%埋まる 沖縄、3指標が警戒レベル第3段階の「感染流行期」


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 新型コロナウイルスに関する、沖縄県の警戒レベルの判断基準は27日現在、7指標のうち3指標が第3段階「感染流行期」の水準となった。同日で療養中患者は62人となり、既に水準に達している「新規感染者数」のほか「入院患者数」と「病床利用率」が、新たに第3段階に達した。県は28日に対策本部を開く予定で、入院患者数など7指標や医療提供体制の実情も踏まえて、警戒レベルを判断する。

 27日時点のコロナ患者の病床数は116床で、病床利用率は53・4%となっている。県は警戒レベルの判断基準で、入院患者数と新規感染者数を「重視すべき指標」としており、いずれも第3段階の水準に達した。一方、県は第2段階に引き上げる際に同水準に達した指標があっても「総合的な判断」で、警戒レベルを維持した経緯がある。