普天間オスプレイ、連夜の協定外飛行 31日夜も5日連続計画


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 【宜野湾】米軍普天間飛行場で27~30日、航空機騒音規制措置(騒音防止協定)の時間外である午後10時を超えて米軍機が夜間飛行した。29日は県と宜野湾市の騒音測定で最大97・3デシベルの騒音が発生。市民から「うるさくて眠れない。怖い」と市に電話があった。米軍の航空情報(ノータム)は31日まで5日連続で夜間飛行する計画で、市民負担は増している。
 29日は垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが南側から着陸する際、滑走路の延長上にある上大謝名公民館で午後10時55分に最大97・3デシベルを記録。90デシベルは「騒々しい工場内」の音とされる。27日は午後10時2分に野嵩一区公民館で最大88・1デシベル、28日は午後10時15分、上大謝名公民館で最大91・2デシベルの音が発生した。