沖縄、新たな感染73人 コロナ拡大ペース歯止めかからず 米軍関係者も10人


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真

 沖縄県は6日、新型コロナウイルスの新規感染者が73人確認されたと発表した。364人の行政検査で25人、保健診療で48人の陽性が判明した。感染拡大のペースに歯止めがかからない状況だ。

 一方、県は同日、米軍関係者でも10人の感染者が米側から報告されたことを明らかにした。内訳はうるま市にあるキャンプ・コートニー6人、北中城村にあるキャンプフォスター2人、米軍嘉手納基地で2人となっている。

 感染の拡大を受け、玉城デニー知事は5日に宮古島市や石垣市の接待・接触を伴う飲食店の休業要請や、県民の不要不急の外出自粛要請を県全域に拡大した。一方、県外からの来県自粛要請は求めず、クラスター(感染者集団)を抑え込む対応を優先する考えを示している。【琉球新報電子版】